2010年9月号掲載

 山中湖畔にこの夏出現した童話のような建物。ここは何のお店?と気になっていた方も多いはず。お店の名は『森のアルム』。現地で修行を積んだオーナー夫婦による、本場北イタリアの味を楽しめるお店です。 標高や気候風土の似た山中湖を舞台に選んだ同店。提供される北イタリア料理の特徴は、看板メニュー「ピツォッケリ(\1800)」に凝縮されています。太目のパスタは噛むとプツッとした食感を感じます。これは厳選した荒挽きのそば粉が練り込まれているため。茹でたてパスタをジャガイモ、ちりめんキャベツなど高原を思わせる野菜に合わせます。味の決め手は産地から輸入した本場のカゼーラチーズ。濃厚なこのチーズが上からタップリ振りかけています。このチーズをそば粉の生地で包んだ「シャット」もおすすめの一品です。
 「馴染みのない料理が多いかもしれないので、まずは食べに来て欲しいです。」と奥様。午後5時まではカフェとして、手作りケーキとコーヒーも用意しています。味はもちろん、食器もかなりのこだわりです。夜は予約制のため。事前の連絡を。
 お店のデザインは奥様のイメージから。ジブリ、ムーミン
ディズニー…。建物の例え方はお客様により様々です。
ピツォッケリとCaffe 『森のアルム』
南都留郡山中湖村平野508-697 0555-62-9677
営業時間/11:00〜17:00 18:00〜ご予約制 定休日/月曜・第3火曜

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