地元で長年営業する製麺所の直営店として昨年4月にオープンしたのが蕎麦処『みずの風』だ。
 河口湖の大石地区は元々飲食店は少ない土地。祖父、父と続いた製麺所の麺を新たな形でお客様に届けたい、という堀内努店長の思いが開業のきっかけだとか。店内は和モダンな空間で、従来のお蕎麦屋さんとはまた違う雰囲気なのも特徴だ。お店のオープンに当たり、コンセプトとしたのは十割蕎麦。つなぎの小麦粉を使用しないため非常に難しい蕎麦だが、長年培った製麺所の技術がここに活きたとか。食感やのどごしなど、通常のお蕎麦とはまた違う十割蕎麦の魅力を存分に楽しんで欲しい。
 提供するのは温かいかけ蕎麦と冷たいざる蕎麦。また旬の野菜を使った天ぷら8種が付く天ぷらそばは、ボリュームもありお客様に特に人気。ご飯ものが食べたいという方向けに天丼も用意しています。
 同じ蕎麦といっても、季節ごとに味わいが違う。今は熟成による甘味を、秋には香り高い新蕎麦が楽しめるとのこと。様々な蕎麦の魅力を楽しむならぜひ同店へ。
蕎麦処 みずの風 
山梨県富士河口湖町大石1461(大石公園より徒歩1分)
℡0555-76-5151
営業時間/11:00~15:00 不定休 



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