富士北麓タウン情報紙  NEWS-CS
2018年10月号 480号

味たい!粋たい!!

 宮崎県ではポピュラーな存在のとまとラーメンが富士吉田市に初登場。9月にオープンしたばかりの『あうわ』は、同店の全国フランチャイズ1号店という存在だ。
 イタリアン出身のオーナーが惚れこんだというトマトの存在感溢れるラーメン。この味を山梨へという熱意が実を結んだ形だ。同店のラーメンは、とことん乳化にこだわったという豚骨スープがベース。「牛乳を入れてるの?」と思うほどクリーミーなスープに自家製トマトソースを合わせます。麺はこれも自家製のバジル生麺。トマトとの相性も抜群で、スープが絡みやすいよう平打ちのちぢれ麺を使用しています。
 こんな同店ですから、初めての方はぜひとも看板メニューの「トマトラーメン」をお試しあれ。その際は「トマトの炊き込みごはん」もご一緒に。麺を食べた後にご飯を入れて楽しめるようスープが調整されており、一度で二つの味が楽しめます。パンチの効いたガーリックトマトや、ベースの味を楽しめる豚骨ラーメンもあり。トッピングでお好みの味にアレンジ可能です。
とまとラーメン あうわ

山梨県富士吉田市新西原4-11-8
℡0555-25-6660
営業時間/11:00~22:00 

Soldier

 その人に合うスタイルを常に意識しながらお客様と向き合う6年間だった。そう語るのは富士吉田市にある美容室『mirror』の渡辺哲也オーナー。流行が次々と移り変わる業界において、自分達がパターン化してしまうことを何よりも戒めてきたと言います。
 若いスタッフはセンスもあるし機器や情報の扱いも上手。あとは美容師としての技術をどう付加するか。そう考えた結論が各種コンテストへの積極的な参加だった。通常業務の合い間に準備や練習の時間を確保するのは肉体的にも厳しい。それでもコンテストという目標を設定することで、常に学び技術を磨き続けるという意識を持たせることができるのだとか。
「悔しい思いもしましたが、毎年達成感を感じる。これは挑戦しないと見えない風景です。」と笑うのはスタッフの竹下知恵さん。何度も挑戦を重ね、今ではフォト部門の連続グランプリも獲得するまでになった。同じ大会のカット部門で6冠を獲得した渡辺オーナーの存在も大きな刺激になっている。
 美容師の楽しさとは、お客様の要望に応えることであり、その分お客様の喜びがダイレクトに感じられることだとか。「真剣に仕事に向き合えばお客様もその情熱を感じてくれる。」と渡辺オーナー。大変だからこそ喜びも大きいし成長もできる。この過程でお客様やスタッフに支えられたという実感も生まれるとか。今後も自らの成長と美容師が魅力的な仕事であることを実感できる美容室を目指す。
美容室mirror
店 長 渡辺 哲也
美容師 竹下 知恵

出身 富士吉田市上吉田
年齢 36歳
趣味 カメラ
こだわり
  お客様と真剣に向き合いたい。そのため時間も
余裕を持って設定するので、予約が取りづらいこと
もあります。ご容赦を。
mirror
山梨県富士吉田市下吉田5-25-28 FIX1F TEL0555-73-8474

街の灯 ~地域を支える商店たち~
 
 昭和54年に創業した富士吉田市の『ブックスカトー』は、週刊誌を地元商店や病院売店などに配達するスタンド販売から始まった。火曜日はジャンプ、木曜はマガジンの発売を楽しみにしていた方も多いはず。最盛期は大月市鳥沢までが配達範囲だったという。
 コンビニなどが台頭するなかでスタンド販売から店舗販売へと経営形態を変更。商業施設内への出店を経たのち現在の場所に店を構えた。文化や芸能、スポーツに教育と全ての情報が、雑誌等の書籍を通じて広がった時代。本屋さんは町になくてはならない存在であった。一方で全国的には書店の淘汰も始まっていた。種類豊富な大型店舗に広い駐車場完備の書店が各地で登場するなか、同店も15年前に店を大型化。地域一番店にならなければ生き残れない、という危機感があったのだ。
 現在のライバルはインターネット。情報収集方法は多様化しているが、本の需要は根強い。子供向けの絵本や学習ドリル、話題の文庫本などは常に先取りを心掛ける。他店にはない本がカトーにはあった、という存在であることが不変の目標だ
ブックスカトー

山梨県富士吉田市中曽根4-5-23
℡0555-23-0070

富士山麓のコワーキングスペース誕生
多様な働き方の応援を ~anyplace.work 富士吉田~

 富士吉田市に新たなコワーキングスペース「anyplace.work富士吉田」が登場。地元出身の萱沼徹さんが代表取締役CEOを務める『キャップクラウド株式会社』が母体となり、約1年間の準備を重ねて9月14日に正式オープンを果たした。
 同スペースは1時間200円から利用が可能。その他に月単位の契約スペースや会議室、気分転換のドリンクが楽しめる場所も用意。ふとしたきっかけで利用者同士の会話が生まれる、そんな可能性も意識した構造となっているとか。
 「働き方の選択肢が広がれば、介護や子育てと仕事の両立、といった悩みの解決にも繋がる。」と語るのは、同社のプロジェクトリーダー松永文音さん。社会全体で「働く場所」「働く時間」を自由に設定できる仕組みが広がれば、コワーキングスペースは重要な存在になると言う。萱沼代表も「2拠点での仕事というスタイルが広がれば、富士山麓を仕事場にという選択肢も増える。」と地域活性化への期待を込める。IT技術の進化で働き方も変わる。多様な働き方を通じて、新たな事業や雇用の形を生み出すことも同社の狙いだ。
写真:ワークスペースからは富士山の一望できます
anyplace.work 富士吉田
富士吉田市新西原1-7-12 新西原ビル3F
℡050-2018-2343 mail@anyplace.work


アヒルと一緒にお風呂はいかが?
毎週土日祝日に『アヒル風呂』実施 ~富士吉田市 泉水~

 富士吉田市にある温浴施設『富士山溶岩の湯 泉水』で9月22日より、アヒル風呂イベントが始まっている。二股ラジウム温泉風呂やナノバブル露天風呂、女性向けの溶岩岩盤浴など、様々なお風呂が楽しめるこの施設。家族連れなども多いこのお風呂で「もっと楽しんで貰いたい。」と、約2年前から始まったのがこのアヒル風呂だ。
 アヒル風呂が実施されるのは、正月とゴールデンウィーク、繁忙期である7月~9月上旬を除いた毎週土日及び祝日。この日はヒマラヤ岩塩風呂のスペースに約100羽のアヒルさんが姿を現す。お湯の吹き出し口から流したり、並べたりとそれぞれの好みの方法で楽しんでいるとか。当初は子供に喜んでもらえればという狙いだったが、意外と若い方も一緒に楽しんでいるとのこと。
 お風呂の他、休憩スペースや食事処『はなの舞』も併設されており一日ゆっくりと楽しむことが可能。週末はゆっくりと家族で泉水へお出掛けを。
写真:土日祝日に登場するアヒルさん
富士山溶岩の湯 泉水
富士吉田市上吉田4261 TEL0555-24-2438

小室浅間神社『例大祭流鏑馬祭』

 富士吉田市の小室浅間神社で、9月18,19日に『例大祭流鏑馬祭』の神事が開催された。800年以上続いているこの神事は、秋の収穫への感謝と神様が山に帰り春に戻ってくるまでの地域の平穏安定に重きを置かれていることが大きな特徴。中でも19日に開催される流鏑馬神事は、近年では観光客も訪れる注目のイベントとなっている。
 神事当日となった19日は、ならし馬疾走が午前中に行われた。この時点で多くの観光客や幼稚園児が会場に姿を見せ、役馬の走りを楽しんだ。午後から実施された流鏑馬神事では、馬上から矢が放たれる度に会場からは大きな歓声が上がったほか、馬蹄占いの様子を興味深く撮影する光景が見られた。
写真:本番前に行われるならし馬疾走の様子

写真コーナー


勝山中学校 バレー部 
 私たちは「跳べ」を目標に活動しています。この目標にはチームの実力を飛躍させ、高さのあるプレーをしたいという想いが込められています。 これからも仲間と共に支えあって活動を続けていきたいです。




富士山吉田口 朝市 
 9月24日朝7時より、北口本宮冨士浅間神社の参道において朝市が開催された。第1回目となるこのイベントでは、手作り品やお菓子、古本などのブースが設置され参拝客の目を楽しませた。次回は10月21日に実施予定だ。

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