富士北麓タウン情報紙  NEWS-CS
2018年3月号 473号

味たい!粋たい!!

 本店から暖簾分けして40年前にオープンしたのが『浜っ子よこまち』。現在は二代目店主がお店の伝統を守っています。
 約1年前にお店をリフォーム。地元産木材や織物生地を使用した和風の空間に生まれ変わりました。グループでゆっくり寛げる個室も充実したほか、ご主人が学んだ和食がコースで楽しめるようになったことで、宴会に加え結納や法事などにも重宝されている。
「良い素材が全て。」というご主人の信条により地元産野菜や和牛を厳選。海産物も信頼ある築地の取引先から直送する。納得した素材を仕入れ、きちんと仕事を施し、食べて頂くというのが同店のスタイルだ。  3月は新タケノコや花山葵などの春野菜も登場する。歓送迎会にはぜひともコース料理を。また名物である大きなエビフライやヒレカツなどの揚げ物、本格的な甲州牛ステーキなど、他にも魅力的なメニューが充実。お料理にピッタリのお酒も各種用意されている。お薦めメニューは刺身、ステーキ、エビフライとお店の自慢の味が全て詰まった「浜っ子膳」3850円(税別)だ。
浜っ子 よこまち

山梨県富士吉田市新西原4-4-15 
℡0555-24-0043 定休:火曜・第三水
営業時間
(昼)11:30~14:00 (夜)17:00~21:00L.O

Soldier

 先日、83歳で人生で初めての絵画展を子どもたちや孫と一緒に開催することが出来ました。
 東京の企業にエンジニアとして勤務。24才の時に新たな企業を立ち上げるプロジェクトのメンバーに選ばれたことが、富士吉田市に移住する契機となりました。富士山の素晴らしい景色に感動しましたが、現役エンジニアの頃は仕事優先。55歳の時に独立して工作機械の設計を行っていた時も、仕事としての立体図デザインや出張した際の風景を即興でスケッチする程度。本格的な絵画は80歳になってからでした。
 年齢を重ねるとどんなに頑張っても能力の低下を意識します。しかし絵は描くのに時間は掛かったとしても、その表現力は若い人と対等だと考えたのが作品作りのきっかけです。絵の具の使い方を教えてくれたのは武蔵野美大を卒業した二人の娘。3年間で約10点の風景画を描きましたが、こんな私に刺激されてか中学生の孫も一緒に絵を描くようになりました。そうなると色の使い方、影や風景の表現などで家族の会話が弾むようになりました。絵は様々な形で私の元気の源になっています。
 絵画展を企画したのも娘達。出展には元美術教師である娘の主人も参加。それぞれの趣向が反映された賑やかな展示でした。この齢で作品を評価されるのも刺激的ですが、何歳になっても褒められるのは嬉しいです。今後も月に1点は絵を描きたいですし、第2回の絵画展を開催するのが目標です。
『今を生きる展』出展
元エンジニア
前 島  勉

出身 東京都
年齢 83歳
趣味 絵画 

こだわり
  景色を描くだけではなく例えば人や時間など、
 プラスアルファの要素を意識しています。
『今を生きる展』
2018.2.9~13まで実施しました ※次回は未定

街の灯 ~地域を支える商店たち~
 
 障子やふすま、建具などを学び『渡辺木工』として初代が独立したのは約50年前。現在は2代目の渡辺慎吾さんが工場を守り、注文家具などの製造を行っている。
 かつては個人住宅の家具も多かったが、今は学校や商業施設、マンションなどの店舗什器や収納家具が業務の中心。既製品では対応できないオーダーメイド家具という分野だ。発注先に指示された内容に従い、寸法通りで間違いない製品を。職人として当たり前のことをコツコツと積み上げ、発注先からの信頼に結び付けてきた。「なかなか個人の注文まで手が回らなくて。人手も限られているので、今はこれが精一杯。」と渡辺さんは言います。
 本音は個人向けの仕事も充実させたい。ただし職人として家具を作る以上は、自分がとことん納得できるものを作りたい。打ち合わせや設置場所の確認などの費用も考慮すると、既製品を買った方が良いという結論になることも多いとか。
 工場を守るという命題と向き合いながらも「いつかは自分に全てを任せてもらえる家具作りをやってみたいね。」というのが渡辺さんの目標だ。
注文家具 渡辺木工

二級建築士・二級建築施工管理技士
西桂町倉見651 ℡0555-25-2654

富士山(223)の日 各地でイベント
県立富士山世界遺産センターでも『富士山の日フェア2018』を開催

 2月23日はフジサンの語呂に合わせ、富士北麓各地で様々なイベントが開催された。富士スバルライン入口にある山梨県立富士山世界遺産センターでも23日と24日の2日間にわたり『富士山の日フェア2018』が開催された。
 平成28年6月にオープンした同センターは、富士山に関する情報発信基地として様々な情報を訪問者に提供している。このフェアでは同センター南館の入館料が無料となるほか入館者には記念品もプレゼント。またこの日に合わせて、画面で富士山登山を楽しむコンテンツに御殿場口(須山口)、須走口の2ルートが新たに追加。山麓から頂上までの登山道4本を約5~9分で体験できるこのコーナーを、交代で多くの人が楽しんでいた。中庭や本館などでは様々な出店者によるフードコートや物販コーナーも並び、日替わりで日本酒やワインの試飲会も実施された。また各種ワークショップやクラフト体験、よさこいや三味線のLIVEなども行われ、訪問客の目を楽しませていた。
 同館では他にも様々なイベントを随時実施しています。詳細はHPを!
写真:中庭フードコートでよさこいLIVEも
山梨県立富士山世界遺産センター
富士河口湖町船津6663-1 ℡0555-72-2314 【富士山WHC】で検索


合図でダンスが万華鏡のように変化
今年は24周年記念パーティー実施も ~河口湖スクエアダンスクラブ~

 会場に流れる軽快な音楽に合わせ、8人組となった男女が踊る。これは富士河口湖町の中央公民館で毎週木曜日に行われる河口湖スクエアダンスクラブの例会風景だ。戦後から踊られている歴史があるこのダンス。河口湖では町の生涯教育事業の一環で紹介されたことが、同クラブ発足のきっかけになったと言います。
 このダンスは2人1組×4組の合計8人で踊りますが、特徴的なのが8人とは別にいる「コーラー」の存在。このコーラーの合図によりダンスは無限の変化を見せる。輪になり線になりと形態を変える様子はまるで万華鏡のよう。「合図はコーラーにより様々なので頭を使うしスリルがあります。」と同クラブの宮下すず子会長はその魅力を語る。現在クラブでは4月からに新入会員を募集中で4月の5・12日は無料体験会を開催。また10月には設立24周年記念も兼ねたパーティー兼発表会も河口湖にて開催予定とのこと。皆さんも頭と体の健康にいかがですか?
写真:8人組での練習風景
河口湖スクエアダンスクラブ
毎週木曜日 19:00より富士河口湖町中央公民館にて活動中

西桂町にボルダリング施設がオープン

 西桂町に新しいボルダリング施設が誕生しその竣工式が2月24日に開催された。新たに『すこやか交流館アーク』としてリニューアルされたのは、これまで柔道や剣道場として利用されていた同町の武道館。町のシンボルである三ツ峠ではロッククライミングの盛んなことから、ボルダリングの設備が導入された。他にもバドミントンや卓球などにも利用可能で、新たに本格的なトレーニングルームも完備。4月1日より利用可能となる。
  この日は竣工を記念して地元保育所の園児による体操発表会のほか、ボルダリング演技の披露、町民を対象とした施設体験などが行われた。同施設の利用に関するお問い合わせは三ツ峠グリーンセンター0555-25-3000まで。
写真:竣工式が行われた会場

写真コーナー


河口湖南中学校 弓道部 
 弓道部には1~3年生まで39名が所属しています。部活に前向きで熱心に活動を行っています。 一人一人が自分の射と向き合い、心を整え正しい射形で射ることを心がけています。2年生は秋の県新人大会で男女とも団体戦優勝。個人も1位~3位の成績でした。




愛染厄除地蔵尊祭 
 毎年2月13日正午から14日正午まで開催される地蔵尊祭。厄年の人が年の数だけお団子をお供えします。真夜中に地蔵尊の耳が開くとの言い伝えにより、今年も夕方から多くの方が参拝に訪れた。

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